西川そろばん塾について

西川塾長の挨拶に加えて、そろばんを指導する際の考え方などについて紹介しています。どうぞご覧ください。

おめでとう ジュニアの部 日本第5位入賞!

7月23日(日)神戸常磐アリーナにおいて、日本珠算連盟・日本商工会議所共催そろばんグランプリジャパン2023が開催されました。
北海道から沖縄まで360名参加し、ジュニア部門・スクール部門・シニア部門に分かれて熱戦が繰り広げられました。
豊中教室より参加のお子さんが昨年の第10位入賞から今年は第5位に輝きました。

日本一決定戦の前に全員が一斉に行う本戦があり、ここで間違えると次には進めません。
ジュニア部門28名が満点でした。昨年入賞の選手もまちがい失格しています。
28名で同点決勝が行われ12名が選出されて、いよいよ日本一決定戦です。

問題程度は、珠算は検定3級程度、暗算は2級から1級程度です。
スピードは、たとえばわり暗算10題(例:6,566÷67)制限時間18秒ですと全員が6秒前後でできます。
制限時間内に出来ればタイム判定機を押し点数とタイムを競います。もちろんタイムが速くても点数が優先です。

第5位に輝いた生徒は全て満点でした。
緊張した中でそろばん種目もすべて暗算で行い100パーセント能力を発揮しました。

シニア部門日本一決定戦では12名の内、東大2名、京大2名、立命館2名、他の大学4名、社会人が2名でした。
京大生が日本一に輝きました。大会の様子はテレビニュースやユーチューブで紹介されました。
成績は日本珠算連盟のホームページで見ることが出来ます。

教室から出場したのは二人だけですが、競技会に向けての練習は時には習いに来ているみんなで行います。
この工夫する練習方法が指導員の力量をも上げていきます。

珠算競技大会の現場より

1月29日(日)大阪商工会議所において第51回近畿珠算競技大会大阪府予選が開催されました。

4年生以下の部8名、56年の部8名、中学生の部8名が各府県で代表として選出されます。
当塾からも4名が参加、全体では約150名の選手が集まり熱戦を繰り広げられました。

当塾から二人が予選通過し大阪代表に選ばれました。
近畿大会で優勝候補に上る選手でも大阪予選は過酷で厳しく代表選手になることが出来ませんでした。

3月23日大阪商工会議所で他府県代表者が一堂に会し熱戦が繰り広げられます。
当塾の選手も近畿一を目指して頑張ります。

大会での緊張感は出場しないと味わう事が出来ません。
また、大会に向けての練習が本人の能力を大きく伸ばしてくれます。

最終的には予選通過しようという気持ちと練習が大切ですが、目標に向かって練習することそして上達しようと頑張る姿勢と体験が計算力だけでなく人間力も育ててくれます。 スポーツ界のアスリートと同じです。


そろばんを習う事を考えている保護者の方、特に習ったことのある方は暗算をきっちり指導している教室を探されます。

やり方を覚えるだけなら誰でも出来ますが、2桁3桁・・・と桁幅を上げていくことは口先だけでは出来ません。

せっかく学ぶ暗算です。
お子達を一歩ずつそしてより上達させてくれる教室を選びたいものです。

西川そろばん塾の歴史

西川塾は、約90年の歴史を有する町の教育機関と自負しています。

戦前の堂島浜通りに始まり、茶屋町、中崎西と続いてまいりました。
戦後のドーナツ化現象への対処から、またそろばん教室開設を要望される中で、庄内、高川、豊中、上野と教室が増えてまいりました。

その間、競技会にあっては名古屋全国大会、新潟全国大会、全国計算大会で個人戦や団体戦で優勝し、国際大会においても日本代表として出場しました。
また、20年連続地域の大会で団体優勝、高校全国大会では10年連続大阪代表で出場しました。

これらは地道に指導してきた積み重ねの実績です。
一人一人の能力を見極めて指導している結果です。

西川そろばん塾の考え

指導をしていく中で、
「厳しく楽しく努力する貴さと喜びを」
というキャッチフレーズが生まれました。

いい加減な練習はしない、一歩ずつ上達をしていく。
子供自身が厳しく楽しく練習に励んだ結果です。
理論でわかるだけでなく、実際にできなければならない実践教育です。

指導力もだんだん進化しています。
特に暗算力の指導は、20年以上前のそろばんしか体験されていない保護者の方がご覧になればびっくりされることと思います。

そろばんあんざん教育の良さは、お子さんのレベルに合わせて一歩ずつ少しずつ上達を目指すことです。

しかし、いつも順調に上達できるわけにはまいりません。
成功と挫折を繰り返しながら上達していきます。
私たちは保護者の方と二人三脚でお子さんのそろばん・あんざんの上達そして人間としての成長を応援してまいります。

暗算は、一桁からスタートしますが、2桁3桁と桁が増え、中には5桁×4桁の問題に挑戦しているお子さんもいます。

私たちは次の世代を担うお子さんを、保護者の方とともに、暗算やそろばんの計算力だけでなく、集中力なども鍛えます。

長い伝統と信頼の中に自信と誇りをもって指導に当たっています。

塾長のご挨拶

計数感覚は、ますます必要なものになってきました。

「読み書きそろばん」は学力の基本です。
基本がしっかりしないとせっかく築き上げても砂上の楼閣となって高く築き上げていくことが出来ません。

私は計算力をお子達のパートナーとして学力向上に活かしてほしいと念願しています。
正確な計算の速さは、考える時間を増やします。
それを実感した東大や京都大学の学生は一番役立った習い事としてそろばんをあげています。

また、脳科学者はそろばんが前頭前野を鍛えるということを実験で明らかにしています。

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